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文献紹介022519(Bronchopulmonary dysplasia: Rationale for a pathophysiological rather than treatment based approach to diagnosis)

Paediatr Respir Rev. 2018 Dec 19. [Epub ahead of print]

Bronchopulmonary dysplasia: Rationale for a pathophysiological rather than treatment based approach to diagnosis

慢性肺疾患(Chronic Lung Disease、CLD)としても知られている気管支肺異形成症(Bronchopulmonary dysplasia、BPD)は、生涯にわたる呼吸予後不良の可能性を伴う未熟児の慢性呼吸状態である。BPDは早産児の平均在胎期間が34週台であった1967年に初めてNorthwayにより報告された。呼吸窮迫症候群に対する呼吸管理の目覚ましい改善と関連して、1967年以降、より早い在胎期間の早産児の生存率が着実に増加した。現在、BPDは全超早産児の約45%で発症する(Stollら、2015)。このようなより小さくより未熟な新生児は肺発達の管状期後期または嚢状期早期に出生する。驚かないが、BPDの病態生理もまた古典的BPDが報告されて以来変化した。BPDの特性および理解が変化したため、時代とともにBPDの定義および分類も変化した。これら常に変化する定義は一貫性なく解釈・適応され、BPDとその重症度を構造および機能の独立した評価よりもむしろ標準化されていない治療法で定義するため臨床的ベンチマークの実施を妨げる。標準化された明確なBPDの定義と分類が新生児ネットワーク間同様個々のセンター間における臨床業務の評価と改善には必須である。標準化され、国際的に適応され、臨床的予後予測に使用し、現在行っている呼吸管理の指針となる診断基準と重症度分類の決定と導入が依然として最重要である。このレビューでは、BPDの定義の変化について述べ、それぞれの方法の利点と限界について評価し、BPD重症度の機能的評価を改善させるかもしれない代替法について議論する。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1526054218301660?via%3Dihub