埼玉医科大学総合医療センター小児科 文献紹介012520
Clin
Perinatol. 2017;44(1):121-130.
Postnatal
Cytomegalovirus Infection Through Human Milk in Preterm Infants: Transmission,
Clinical Presentation, and Prevention
CMV血清反応陽性母体の最大96%までの授乳中の胸で、サイトメガロウイルス(cytomegalovirus、CMV)は再活性化する。出生後の後天性症候性CMV感染や生母乳を介した早産児疾患という関連した疾患単位がある。実際のデータにより、長期的認知発達には影響がないことが支持されている。予防に関していえば、加熱不活化のみがウイルスの感染性を消失させ、短時間加熱不活化が最も防腐効果があり、ルーチンに効果的に適用できる。62℃、5分間の短時間加熱不活化により、CMV感染の不利益なしに、母乳栄養の利点を維持することができる。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0095510816301105?via%3Dihub