今週の医局会の抄読会は1年目研修医の2人でした。
伊上敦哉先生はJAMA Pediatricsから母体妊娠中の大気汚染と児の自閉症スペクトラムとの関連についての論文を取り上げました。この結果を個々の患者に当てはめて説明するのかなど、議論が盛り上がりました。百瀬ゆずこ先生はピーナッツアレルギーに対する経口免疫療法についてのNew England Journal of Medicineの論文を取り上げました。なかなか興味深い論文で、アレルギーの治療が今後変化していくかどうか見て行きたいと思います。まだ1年目の2人の今後の活躍に期待したいと思います。
いつの間にか立春です。教員棟の自室から見える朝日もなんとなく「春はあけぼの」の趣です。
文責 森脇浩一